仙腸関節の痛みとは?
仙腸関節は、骨盤を構成する仙骨と腸骨の接合部にある関節です。この関節は体幹と下肢をつなぐ重要な役割を果たしており、歩行や姿勢維持において不可欠な存在です。しかし、この部分に痛みが生じると日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
仙腸関節の痛みは、腰痛や骨盤痛の一部として現れることが多く、特に長時間座ったり、立ち上がる動作で悪化することがあります。適切な診断と治療がなされない場合、慢性化してしまうことも少なくありません。
仙腸関節の痛みの原因
1. 姿勢の悪化
現代社会では、デスクワークやスマートフォンの使用による悪い姿勢が原因で、骨盤の歪みが起きやすくなっています。この歪みが仙腸関節に過剰な負担をかけ、痛みを引き起こすことがあります。
2. 過度な運動や外傷
スポーツ活動や重い物を持つ作業で、仙腸関節に繰り返し負荷がかかると炎症が起きやすくなります。また、転倒や交通事故などによる衝撃も仙腸関節にダメージを与える可能性があります。
3. 妊娠・出産
妊娠中や出産後の女性は、ホルモンの変化や骨盤周辺の筋力低下により、仙腸関節が不安定になりやすい状態です。この結果、痛みが生じることがあります。
症状の特徴
仙腸関節の痛みは、以下のような特徴を持つことが一般的です:
- 片側性の痛み: 痛みは通常、腰や臀部の片側に集中します。
- 動作による悪化: 座る、立つ、歩くなどの動作で痛みが増します。
- 関連する部位への放散痛: 太ももや鼠径部に痛みが広がることもあります。
これらの症状が見られる場合、仙腸関節の問題が疑われます。
治療法
1. 保存療法
仙腸関節の痛みの治療は、まず保存療法から始めるのが一般的です。
- 物理療法: 温熱療法や超音波治療が炎症を和らげる効果があります。
- ストレッチとエクササイズ: 骨盤周辺の筋肉を柔軟に保つことで、関節への負担を軽減します。
- テーピングや骨盤ベルト: 骨盤の安定性を高めるために用いられることがあります。
2. 手技療法
接骨院では、仙腸関節の矯正や周辺の筋肉の緊張をほぐす手技療法が行われることが多いです。これにより、骨盤のバランスを整え、症状を改善します。
3. 骨盤矯正とハイボルテージ治療
骨盤矯正は、仙腸関節の位置を正しい状態に戻し、周辺の筋肉や靭帯の緊張を和らげる効果があります。また、ハイボルテージ治療は、高電圧の電気刺激を用いて、痛みの軽減や炎症の抑制を目指します。この2つを組み合わせることで、より効果的な治療が可能です。
予防方法
仙腸関節の痛みを予防するためには、以下のポイントを意識することが大切です。
- 正しい姿勢を保つ: 長時間のデスクワークでは、定期的に立ち上がって体を動かしましょう。
- 適度な運動: 骨盤周辺の筋力を維持することで、関節の安定性が高まります。
- 重い物を持つ際の注意: 正しいフォームで作業を行い、腰や骨盤に過剰な負担をかけないようにしましょう。
仙腸関節の痛みは、早期に適切な対策を取ることで改善が期待できます。もし、腰や骨盤に違和感を感じた場合は、無理をせず専門家に相談することをお勧めします。
もちろん、自分でやるには限界があると思いますので、私たちプロに任せてください。
今の痛みの状態も含め、お気軽にご相談くださいね。
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